淡路共同造船株式会社
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作業船建造
淡路共同造船は、湾岸工事などで用いられる作業船の造船に特化した会社です。大型のクレーンを搭載したようなものや、埋め立てに使う海底パージ、海洋調査用の船など、あらゆる作業船を造ってまいりました。
作業船とは？
作業船というのは、海や河川、港湾などで様々な作業を行うために設計・建造される”はたらく船”のことです。人工島を作ったり、港湾インフラの整備をしたり、資材を運搬したりと様々な役割があり、船の形状や役割は多種多様。主に以下のような種類があります。
起重機船（クレーン船）
大型クレーンを搭載し、海上での重量物の揚重作業に対応作業台船（はしけ）
資材の運搬や足場として活用されるフラットな甲板の船曳船（タグボート）
他の船を牽引・押航する小型ながら高出力な船海洋調査船
海底地形、環境、生態などの調査を行う専用船油回収船・清掃船
海上の汚染物質を回収・浄化するための特殊作業船
作業船の造船に特化
淡路共同造船は、こうした作業船の造船に特化した会社です。実は作業船をつくる会社は日本では数社しかありません。そのため、会社がある兵庫県だけでなく、北は東北、南は九州まで日本全国からお仕事のご依頼をいただいています。
コ・ラ・ム
なぜ、普通の船を作らないの？
作業船ではないエンジンがついた自走する船を作らない理由は、実は造船所の立地によるものなんです。当社の造船所に面する洲本の湾は浅いため、造船できる船の舟底の高さに制限があるのです。エンジンを積まない作業船は舟底が浅いタイプが多いため、当社では作業船ばかりを手がけているというわけです。舟底が浅いタイプの自走船は、たまに造船することがあります。
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